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テイスティング-香り
Tasting Sake - 香り
2.テイスティングの4ステップ
(2)鼻で香る
グラスの縁を鼻に近づけて香りを嗅いでみましょう。この時の香りが「上立ち香(うわだちか)」です。
次に酒器を回してもう一度香りを嗅いでみましょう。すると最初の時には隠れていた香りが姿を現してきます。この時の香りが「引き込み香(ひきこみか)」です。
次に口に含んで鼻で呼吸をしてみて下さい。この時の鼻から抜けてくる香りが「含み香(ふくみか)」です。
最後に飲み込んだ後、鼻に残っている余韻、その香りが「残香(のこりが)」です。香りを判断する時には、以上の4つのポイントを中心にチェックしていきます。
何を連想する香りなのか?花なのか、果物なのか、ごはんなのか、芋なのか。
香りの強さはどうか。
まずは4つのポイントから判断して、香りを2つのグループに分けます。1つは果実様。もう1つは穀物様。
果実様は果物を連想させる香りです。代表的なものだと、リンゴ、バナナ、洋梨、みかん、シトラスなどが挙げられます。
穀物様は穀物を連想させる香りです。原料のお米由来である事が多く、炊きたてのごはんの香り、稲藁を思わせる香り、上新粉の香り、味醂や水アメの香りなどが挙げられます。
次に香りの強さ。強い香りなのかほのかな香りなのか。そして香りの粘性。まとわりつく感覚の有無。火入れを行っていない生酒などは粘性の高いものになります。そして熟成香はあるのか、ないのか。
香りのタイプによって、温めて飲んでも美味しいのか、冷やして飲んだほうが美味しいのか、飲むシーンを判断していくことができます。
【次ページ】(3)舌で味わう
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