HOME
>
SAKE
>
テイスティングとは
>
テイスティング-外観
Tasting Sake - 外観
2.テイスティングの4ステップ
(1)目で視る
まず一番最初にお酒の外観を見ます。
色はどんな色なのか、濁っているのか澄んでいるのか、粘性はどうか。
お酒の色というと、無色透明を想像する方が多いかと思います。しかし近年流通しているこだわりの日本酒には、うっすらと色がついているものが増えています。近年まで、全国新酒鑑評会ではお酒に色がついていることが減点の対象となっていたため、造り手は活性炭などを使って濾過を行い、お酒を無色透明に仕上げていました。本来、出来たばかりの日本酒はうっすらと緑がかった黄色をしており、その後熟成していくにつれて淡黄色、黄金色、黄褐色と色づいていきます。鑑評会においては、味わいを損なうことなく、見た目も無色透明にきれいに濾過する技術力が問われています。しかし、価値観が多様化しいろいろな味わいのものが受け入れられるようになってきたことで、濾過を行うことで失われる味わいも多いのではないかと、濾過を行わずに出荷されるお酒が増えてきました。
色を判断するのによく使われるのが造り手仕様の利き猪口です。居酒屋などでもよく使われている、白磁器の内側の底に二重の輪(蛇の目)が描かれた酒器です。お酒の黄色系の色合いを判別しやすいよう、対照的な色合いである青色で蛇の目が描かれています。プロ仕様のものと廉価なものとがあり、プロ仕様のものは青色の部分が盛り上がっており、色合いを判別しやすくなっています
。
【次ページ】(2)鼻で香る
<<PREV
①
②
③
④
⑤
NEXT>>
HOME
Seminar
日本酒アカデミックセミナー
日本酒ナビゲーター認定講座
日本酒ナビゲーター認定講座PRO
コンサルティング
コラム
お酒と魚介の生臭さ
「魚には日本酒」と雑に語られるセオリー、その裏側に潜むエヴィデンス
お米の品種違いによる日本酒の味の違いが、ワインと比べて注目されてこなかった背景
SAKE
そもそも日本酒とは
日本酒の醸造工程
【醸造】Brewing Sake
【上槽】Pressing Sake
【瓶詰】Bottling Sake
テイスティングとは
テイスティング-外観
テイスティング-香り
テイスティング-味
テイスティング-イメージ
日本酒のタイプ分け
日本酒の原材料
日本酒の保管
Contact
無料でウェブサイトを作成!
プロフェッショナルウェブサイトを5分で開始!
ここからスタート