日本酒の味わいを形作る、天・地・人。
その中で最も味わいを左右するのが人の働きであるといわれます。
造る人がどのような思いで、どのようなアプローチで造るに至ったか。
ほかの醸造酒とは違う゛並行複発酵”が造り手の思いや技術を、お酒の特徴として表現します。
テイスティングというと非常に敷居の高い、難しいもののように思えます。
原材料の品種を当てたり、地域を当てたり、銘柄を当てたり。
しかし、テイスティングの本来の目的はそのお酒の本質を見極めることです。
そしてどんな飲み方をして、どんな料理と合わせればおいしく味わえるのか。
そこを判断するための「テイスティング」です。